先日見舞った祖母が亡くなり、平日だし出張してる夫に頼めないので義母に子供たち委ねて再び富山に行ってきた。
94の大往生とはいえ、やっぱり身内の死はこたえる。
前回のお見舞いにきたときの祖母はすっかり萎んで痩せて小さくなっていて、管理の都合であろうおかしなショートカットでじいさんかばあさんかわからない様相だったし、入れ歯を外されていたから顔もくっしゃりしていた。
けど祖母の死に顔はとても穏やかできれいだった。
苦しむことなく亡くなったんだろうな。
棺桶の中の頬に触れると皮膚はとても冷たく、でも柔らかくて不思議な手触りだった。
そりゃそうだね。筋肉は硬直するとしても皮膚はかたまるわけではないし。
死化粧がすごくナチュラルでホントに眠っているようだった。湯灌さん、ありがとう。
初孫だったあたし、たくさんかわいがってもらった。
おばあちゃんありがと。