ちょっとした用事があって実家にきている。
パニック発症後、特に妊娠時や産後は実家までの電車が辛かった。
19分の乗車時間、ドアの前にたち、わずかに入ってくる外の空気を吸った。
吐き気、目まい、動悸、恐怖で震えながら
握りしめ続けた手のひらが真っ白になり、爪のあとが何ヵ所も小さく内出血した。
ぎゅーっと噛み締め続けた顎が痛んだ。
モウダメダ、と何度も何度も電車を降り、ホームにしゃがみこんで
ベンチに座り込んで何本も電車を見送った。
ふと、そのまま電車に吸い寄せられるような誘惑にかられながらも
次の勇気がわいてもう一度乗れるようになるまで。
辛かった。
悔しかった。
悔し涙を流すことすら悔しくて、さらに強く握りしめた手と噛み締めた顎が痛かった。
子どもが産まれてからは、よくベビーカーの子どもを道連れに駅のホームにたたずんだ。
夫や母がいるときにはベビーカーを置き去りにして独りで電車を降りたこともあった。
あれからずいぶん経って、そのときの息子は中学生。
次男は預かり保育5時まで。
今日のあたし、実家に向かう電車で居眠り(-.-)Zzz・・・・
おーっと!乗り過ごすとこだった!
ね。人って進化するんだよ。
あたし、病気になってすごく辛かった。病気になっていいことなんてない。
でも転んでもただで起きるもんか。
病気にコントロールされてやりたいことも満足にできない人生なんてまっぴらだ。
薬飲んでもやりたいことはやる。やり残した後悔なんてサイアクだもん。
失敗してもうまくいかなくてもやりたいことはやるんだ。
さて、これから年末にかけて忙しいぞ。
ひとまず昼寝……
記事に大きく共感しました!
私は十代の頃パニック障害に悩まされて、一度寛解。
今、三十代でまた再発したけど、きっと変われることを信じて暮らしています。